Nutanix導入支援
弊社導入事例
弊社は、Nutanix社の日本国内初となる「Acropolis Hypervisor」のユーザ企業としてNutanixの運用を開始しました。
導入背景
弊社ではサービス拡大と多様化するニーズへの対応に伴い、以下のよくあるサーバ運用の課題に取り組みました。
- 技術面の課題
- 物理サーバの増加に伴う作業の複雑化、またそれに伴う運用負担の増加
- 経営面の課題
- 予備機の購入や故障への対応、アップデートやメンテナンスにかかわる人件費の増加など
- 営業面の課題
- サービス価格の顧客への還元と納期短縮
- 物理面の課題
- サーバを収納するスペース確保の限界
導入経緯
仮想化基盤の導入が、これらの問題を解決することは容易に想像できました。
そこで様々な機器の導入を検討しました。
しかし、それぞれに良さはあるものの、課題が見つかったのも事実でした。
- 莫大なライセンス費用
- 商用運用には不向きな、バージョンアップサイクル
- 容量増加に伴う追加コストの課題
上記の課題は、決して目をつぶる事ができない課題でした。
弊社が展開するサービスを止めることなく、前述の課題をすべてクリアする機器。
壮大なテーマのようですが、Nutanixとの出会いがすべてを解決してくれました。
導入メリット
Nutanixを導入し、弊社では3つのメリットを実感しています。
- メリット1
冗長化したサーバ環境設定の迅速化 - 従来であれば、サービス要件やヒアリング結果をもとに構成を考え機器発注、数週間後に納入されてもそこからRAID等の環境設定……と、検討から設置まで2ヶ月を超える場合もありました。
しかし、Nutanix導入後は、追加機器設定はわずか数分で完了します。 - メリット2
スペース効率の改善 - 物理サーバ約30台をNutanixのプラットフォーム1台(2U)に収容することで、データセンタ内の温度管理も容易になりました。
現在は、タワーサーバの区画を“再開発”して、ハウジング用スペースの拡張や他の用途への利活用を検討しています。 - メリット3
「サーバ構築・保守」の容易化 - 弊社ではISP事業以外にシステム開発やウェブ制作、映像制作、通販コンサルなど幅広い分野の事業があり、サーバ構築作業が発生するたび、ネットワーク担当エンジニアがサポートしていました。
Nutanix製品は管理が容易なため、特別なトレーニングなどの必要もなく、ソフトウェア開発を主に担当するSEやプログラマなど、各分野のエンジニアが自力でサービスを立ち上げることができます。
つまり、人的リソースに余裕ができたため、我々自身のサービスのスピードアップにも繋がりました。
以上が、弊社がNutanixを選定するまでのストーリーとなります。
皆様方の検討の一助になれば幸いです。
また、Nutanix社の依頼で基調講演を行いました。
その際のレポートもございますので、あわせてお読みください。
弊社では、Nutanix導入の支援も行っています。お気軽にお問い合わせください。